公共施設管理に関する庁内組織については、公有財産に係る従来の庁内各委員会を統合し、今年度から公有財産の取得、管理、運営、処分及び利活用等について経営的視点から総合的に検討する気仙沼市ファシリティーマネジメント委員会を立ち上げております。昨年度は、本委員会の前身となる施設マネジメント検討委員会を３回開催し、公共施設等総合管理計画の改定や、公園の個別施設計画の策定等について審議しております。
ファシリティーマネジメントの観点から、廃止施設を含む市の施設の総合的、横断的有効活用を一元的に取り扱い、かつ計画的な施設管理、予防保全による長寿命化に向けて具体にどのように取り組んでいくのでしょうか。 また、これまでの施設管理は対症療法的となっている現状であり、問題が起こってからの対応が多く、不良部を修繕することが中心の事後保全でありました。
そこで、これらの資産を経営的な視点から戦略的に活用して、効果的かつ効率的に活用していく仕組み、ファシリティーマネジメントの確立が今こそ求められると思うんですが、そこで伺います。ファシリティーマネジメントの定義をお示しいただきたいと思います。
建物に関するファシリティーマネジメントの導入についてですが、これからの地方公共団体の財政再建には、フロー面だけでなく、ストック面の改革が重要であります。そのためには、まず土地建物及びインフラ等の資産の棚卸しを実施することが重要であります。その上で、建物についてのファシリティーマネジメントの導入を行うことが必要です。
質問の最後に、ファシリティーマネジメントについて申し上げたいと思います。 梅原市長も御関心ありと聞き及んでおりますが、このシステムは行財政改革に有効な成果を上げる手法の一つであると考えるものであります。